↓「ポールポジション」って本当は自動車レース関係の言葉なんですけどね。↑は勝手に命名しました（笑
一部の魔法カードの効果を無効化するこのカードと、モンスターを強化する「鎖付き爆弾」を用いたポールカリバーの発展形です。

コンセプト：
【ポールカリバー＋鎖ビート】
【洗脳・ガジェットに対抗して製作】

ポールポジション （永続罠）
フィールド上に表側表示で存在する、攻撃力が一番高いモンスターは魔法の効果を受けない。
｢ポールポジション｣がフィールド上に存在しなくなった時、フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番高いモンスターを破壊する。

鎖付き爆弾 （通常罠）
このカードは攻撃力５００ポイントアップの装備カードとなり、自分フィールド上のモンスターに装備する。
装備カードとなったこのカードが他のカードの効果で破壊された場合、全フィールド上からカード１枚を選択し破壊する。

ポール（長い棒）＋トゲトゲ＝モーニングスター？　で命名。フレイルでもいいんですが、ほぼ同じものみたいです。

「ポールポジション」はカウンター罠に近い永続罠です。目に見える良因に留まらず、相手の手札に２枚も３枚も魔法カードを眠らせることまで。
天敵は４０分の２「サイクロン」「大嵐」が大概で、＋人それぞれ採用枚数が異なる「メビウス」「砂塵」「お触れ」。
注意点は発動中のポルポが破壊されてしまうと“巻き込まれ”が強制発動すること。損得両質ですけどね。
生贄封じの仮面ほど「帝」「ライダー」を止めることは出来ませんが、ほとんどのビートデッキには効いてくれるので微妙に腐りにくい。

ポールポジション
長所
○「地砕き」「ライボル」「月の書」「収縮」「洗脳」「強奪」「光の護封剣」等の無力化
○無力化のラインナップにより『除去（閃光）ガジェ』や「洗脳」を必要とするデッキに免疫がある
○永続罠のため複数回無効化、あるいは持続した抑止力になる
○最初の１枚をカウンターすればモンスターが巻き込まれても２・２交換
○「サイクロン」「大嵐」「砂塵の大竜巻」等にチェーンして「ハンマーシュート」化
○“巻き込まれ”により「メビウス」「デミス」「エアーマン」等に対して「落とし穴」化
○「突進」を相手モン対象でチェーンすることで“巻き込まれ”の身代わりに

短所
●自分フィールド上も含む
●装備カードによる無限ループ有り※発動不可に（Wiki
●構築に関して全体的にモンスターのパワーラインを引き上げる必要がある
●墓穴を避けるために魔法の除去カードを多く採用できない
●「収縮」よりカバー範囲の狭い「突進」を使わなければならない
●破壊されると最強モンスターが巻き込まれる（大概は自分のモンスター
●魔法を使わないデッキに対して無力

※攻撃力第１位タイが存在する場合はそれら全てに適用、“巻き込まれ”もそれら全てを破壊する。
攻撃力1800なんかは割りと被るかも？

※破壊効果はチェーンブロック作らない。
改めて何かを割り込ませることが出来なくなるのかな。

※「ショッカー」「お触れ」が存在する時は“巻き込まれ”効果は無効になる。
フィールド上で発揮されたものとして扱われます。鎖付き爆弾も同様ですね。

※「ポールポジション」発動中にループに陥る原因となる装備魔法等の攻撃力変化系は発動不可。
テキストにはありませんが、無限ループになるため事前処置として発動ができなくなります。
強化する魔法やフィールド魔法でよく起こるのでうっかりミスをしないようにしましょう。
あれ？そういえば「突進」で第１位になるとポルポで無効になって順位が戻るような……何故かそういう事態は起きなかったと思いますが、念のため調査中です（汗

さらにこれに「鎖付き爆弾」を併せることで、モンスターの維持・カウンター性を高めることが出来ます。
選んだメンツは元々の攻撃力が高いので爆弾で十分……かな？不安な場合は「ブーメラン」を。
ダイナマイトもやはり装備中に破壊されると破壊効果が強制発動します。これもまた損得両質。魔法・罠カードも破壊できるので結構対象には困らないと思いますよ。

鎖付き爆弾
長所
○ダメージステップにカウンター的に発動可能
○装備カードとなるため持続した強化になる
○「サイクロン」「大嵐」「砂塵の大竜巻」等にチェーンして「サンブレ」化
○破壊効果により「メビウス」「デミス」「エアーマン」等に対して「落とし穴」化
○攻撃力を上げることで「ポールポジション」の優位性を保つ
○相手モンが攻撃力１位の時に発動することで「ポールポジション」によるカウンターを再度狙える

短所
●装備モンスターが必要
●上昇値は500ptで「収縮」「突進」よりも対応幅が狭い
●破壊効果は強制であり、自分フィールド上を巻き込む可能性がある

※残念ながらクリフとのコンボは不可。
ダメージステップで発動して強化は出来る。ただしダメステ中は破壊効果は発動しない。

※装備対象がいなければ発動できない
装備カードの基本。

※装備モンスター破壊による巻き込まれ破壊は“ルール破壊”
これによって爆弾は爆発しません。

※装備される前に破壊された場合は爆弾は爆発しない
砂塵⇒爆弾で壊れた爆弾はＯＫ。発動⇒砂塵で壊れた爆弾はＮＧ。お触れ下でも発動はできますが、“装備する効果”が無効になり装備できないのでそのまま墓地へ送られＮＧ。
七つ道具や宣告で無効化されても装備できていないのでＮＧ。

※装備後に「お触れ」されて破壊されても爆弾の効果は無効。
「鎖付き爆弾」の破壊効果はフィールド発動なので爆発しても無効化されてしまう。

※破壊効果は強制
自分フィールドを巻き込んでしまう可能性があると。

※爆弾効果に「お触れ」は可能
破壊効果にカウンター罠は不可能ですが、これにチェーンしたお触れで防ぐことは可能。

突進（速攻魔法）
モンスター1体の攻撃力を、発動ターンのみ700ポイントアップする。

上のツリーでも説明していますが、「ポールポジション」が守ってくれるのは攻撃力第１位のモンスター。相手フィールド上のモンスターの方が攻撃力が高かったりするとその相手モンスターを守護してしまいます。
これを打開するには相手モンスターを破壊してやらねばならないのですが、ポルポの効果で魔法による破壊が不可能ということで、コントロール奪取はもちろん「収縮」「地砕き」といった手段も取れません。ゆえに自分のデッキには墓穴を避けるために除去魔法を採用しにくいのです。

そういう意味で「突進」ならば、ポルポの適用外にある自分モンスターを強化し１位を取り戻すことが可能なのです（ミスがないか調査中、１つめのツリー参照
対応幅は「収縮」よりも狭いですが、今回は700ptアップすれば「サイバー・ドラゴン」には負けないモンスターでほぼ統一しましたから大丈夫かと。

またポルポ破壊時に相手モンスターの攻撃力を１位にすることで“巻き込まれ”を擦り付けることも可能。

ならず者傭兵部隊 （☆４地戦士族 1000/1000）
このカードを生け贄に捧げる。フィールド上のモンスター１体を破壊する。

氷帝メビウス （☆６水水族 2400/1000）
このカードの生け贄召喚に成功した時、フィールド上の魔法･罠カードを２枚まで破壊することができる。

ポルポ発動中は魔法除去が出来ないのでこういったモンスター効果での除去で処理しましょう。「Ｎ・グランモール」は再度召喚されてしまうので解決力は低いです。

珍しいのは「ニュート」かな……直接的な除去ではありませんが、万が一敵に強いアタッカーを出された場合、このカードが戦闘破壊されても攻撃力・守備力を500ptダウンさせてくれるので、他のモンスターで戦闘破壊しやすくなります。鎖ビートで採用されることもあるモンスターですね。
「閃光の追放者」は戦闘では突破できないリクルーターをメタるため。「黄泉ガエル」等もこいつがいれば除去できます。
やや戦闘不破モン（死霊・マシュ・デュオ）を処理するカードが少ないので、不足する場合は「ドリルロイド」も圏内。

罠スペースをこれ以上増やすのも厳しい。やはり同様にモンスター効果において魔法・罠除去面をカバーします。
帝は攻撃力が高くポルポの恩恵も集めやすい。最上級でも出されない限りは独走状態です。

神の宣告 （カウンター罠）
ライフポイントを半分払う。
魔法・罠の発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚のどれか１つを無効にし、それを破壊する。

永続罠を扱うなら欲しくなってしまう「神の宣告」。
とかくこのデッキでは「死のデッキ破壊ウイルス」が最も恐ろしい。1500オーバーのモンスターが大半なので「死デッキ」１枚に根こそぎ持っていかれる可能性が高いです。最低でも２・２交換は固い。
　

[入れ替えカード]：お好み調整
○鎖付き爆弾　⇒　鎖付きブーメラン
○ドリルロイド　[攻撃力1600なら十分。リクル・戦闘不破モンスターに対応できるように]
○ニュート　⇒　怒れる類人猿，ゾンバイア
○虚無魔人　[特殊召喚をメタるため。ポルポとの相性も抜群]
○ライトニング・ボルテックス　[ただしポルポで首を絞めないように]
○破壊輪，我が身を盾に　[残りライフには注意するなら宣告と併用してもいいし、入れ替えてもいい]