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ステータス:
攻撃力 ☆☆☆☆
守備力 ☆☆☆
除去力 ☆☆☆☆☆
回転力 ☆☆☆☆
汎用性 ☆☆☆☆☆
運要素 ☆☆☆☆ |
キーカード: ◆ブラック・マジシャン ◆熟練の黒魔術師 ◆黒魔術のカーテン
◆ディメンション・マジック
◆死・魔・闇のデッキ破壊ウイルス
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ブラマジウィルス [-魔法使い族-] |
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――“全狩り”は流石に可哀想、な? |
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参考戦績:勝率7割 |
↓3種のウィルスを支えるのは「黒魔術のカーテン」「ディメンション・マジック」「熟練の黒魔術師」からのブラマジ高速召喚。
ライフと生贄を大量消費するものの、ウィルスを組み合わせることで“全てのデッキへの干渉”が可能です。
※ちなみに“ウィルス”ではなく“ウイルス”が正式
コンセプト:(45枚) 【死・魔・闇のトリプルウィルス】
【命を削ってカードを削る】
[上級3枚] |
[魔法18枚] |
[罠11枚] |
ブラック・マジシャン*3 |
サイクロン
黒魔術のカーテン*3
ディメンション・マジック
スケープ・ゴート
封印の黄金櫃
月の書
エネミーコントローラー*3
突進*3
強奪
大嵐
早すぎた埋葬
貪欲な壺 |
死のデッキ破壊ウイルス
魔のデッキ破壊ウイルス*2
闇のデッキ破壊ウイルス*2
神の宣告*3
リビングデッドの呼び声
聖なるバリア−ミラーフォース−
激流葬 |
[下級13枚] |
熟練の黒魔術師*3
墓守の偵察者*2
ドリルロイド*2
クリッター
見習い魔術師*2
執念深き老魔術師*2
魂を削る死霊 |
≪!≫ブラックマジシャンを出すために
まず「ブラック・マジシャン」を出さないことには始まりません。
ブラマジは魔−闇デッキ間で共有できる生贄なので非常に重要です。というか今回このデッキにはブラマジ以外に魔・闇デッキを動かせる歯車は用意しておりませぬ。
ブラマジの仮想枚数は{本体3+熟練3+カーテン3+ディメ1+蘇生2=12枚}。
●ルートA./「黒魔術のカーテン」でデッキから
最も使いやすいのは「黒魔術のカーテン」ですね。
序盤には高くつきますが、一度使って墓地に落とさないと熟練黒とか蘇生カードで使い回しにくいですから。
発動ターンはその他の召喚制限が付くものの、いきなり攻撃力2500が飛び出してくるので結構驚きですよ。戦闘アドも稼ぎやすい。
「死デッキ」が恐いので「神の宣告」をも3積みしています。ウィルスカードに「神の宣告」をされても辛いですし(同様にライダーがいるとブラマジを呼べず、ウィルスも使えない状態になりかねない)。
幸か不幸かライフコストは“半分”なので使い過ぎても死にはしません。
でも“あと一撃食らえば”程度には消耗するかもしれない。そのリスク回避には臨機応変・攻防一体「収縮」「エネミーコントローラー」をフル投入。「突進」を使ったウイルス行為は3枚消費してしまうので気軽には行えませんが、熟練黒が魔・闇デッキ媒介になれます。「収縮」より対応幅は狭いのですが……いっそガンナーも入れてみるとか。
第二のリクルート手段である「熟練の黒魔術師」の戦闘補助・魔力カウンターを稼ぐ目的でも積んでいます。 直接の除去ではないので若干心細いですが、“瀕死時に食らわない”ためにはフリーチェーンが心強いですから。
エネコンと相性の良いドリルロイドも2枚混ぜてみました。
※魔力カウンターを生産する効果は永続効果
アルテミスと同様にデスカリバーには引っかからないと思います(確認中
●ルートB./「熟練の黒魔術師」で手札・デッキ・(出来れば)墓地から
魔法使い族アタッカーとして十分過ぎるステータスを保持している「熟練の黒魔術師」。それをこのデッキではリクルーターとしても扱いたい。
入換召喚は起動効果であるため、相手の攻撃をいなしカウンターが満たされた状態で無事ターンを取り返すか、自分のターンに強制的に溜めなければなりません。「見習い魔術師」の魔力カウンター効果を使う数少ない機会。
ちなみに3個取り除いて生贄に捧げるではなく、“3個乗っている状態で生贄に捧げる”なので、効果を起動してしまえば同時に生贄に捧げられ、以降は盟約に従い呼び出された「ブラック・マジシャン」に対してのみチェーンが可能に。
カウンターが乗っているまま放置すると危険ですので、状況を問わずリクルートしてしまった方がいいでしょう。
「黒魔術のカーテン」用にデッキではなく墓地から蘇生した方がベストではあります(ただし、後々ドローしてしまう虞もあり)。
相手のフリーチェーンが恐いので「神の宣告」があれば良し。あるいは「魔デッキ」「闇デッキ」を前もって伏せておき、対象回避発動出来るように謀っていれば猶良し。
カーテンにせよ犠牲が大きいので絶対に軽慮を慎むこと。
●ルートC./「ディメンション・マジック」で手札から
緊急の特殊召喚手段。
手札に来てしまったブラマジをどうにかするためのカードであり、セオリーに則り対象回避発動で連撃+除去を行うカードでもある。
古くからあるカードなので使い方は鉄板なのですが、問題は今の環境とデッキコンセプトに基づき何枚投入するか。
魔法使い系デッキを作った経験のある方なら、3積みはしないようになるのではないでしょうか?
確かに魔法使い族には必須カードです。「マジシャンズ・サークル」と違い2000以上の上級を展開するのにこのカードは便利です。
ただ、その他の条件や過程が割と厳しい。
ブラマジは手札に来ると重いので代わりにデッキ枚数を多くしてみたり。これは好みと構成次第です。
ディメンション・マジック
1.自分フィールド上に表側表示の魔法使い族が存在
2.モンスター1体を生贄に捧げる(発動条件の1体でもOK,種族トークン問わず)
3.手札に特殊召喚可能な魔法使い族が存在
4.最大利用するならさらに相手の場に破壊の対象たるモンスター1体 |
※モンスターを破壊する効果は対象を取らない効果。
カード発動時ではなく効果処理時に対象を指定するため。
※破壊効果を使用した場合、この特殊召喚に対するクイックエフェクトは発動不可能。
「奈落の落とし穴」「激流葬」等は発動タイミングが過ぎてしまいます。
※「我が身を盾に」での無効化は不可能。
発動時には破壊効果の使用が確定していないため。破壊効果は任意なのです。
※「混沌の黒魔術師」をこのカードで特殊召喚しても魔法回収効果は発動不可能。
破壊効果の任意発動が誘発効果に割り込むため。故に入れていません。 |
●ルートD./蘇生カードで墓地から
「早すぎた埋葬」や「リビングデッドの呼び声」も可能な限りブラマジに使いたい。
この点を重視すれば通常モンスターをメインに構築した「バニラウィルス」になるのかな。「黙する死者」「正統なる血統」「蘇りし魂」といった蘇生カードを大量に積むことでより頻繁にウイルスを打てる通常モンスターのデッキ。
●ルートE./生贄召喚で手札から
最も非効率な苦肉の策。「強奪」「墓守の偵察者」辺りから割り込ませる。
かなり無理がありますし、2体も生贄する場面が重なるようならもう1枚ディメマジかライボルを入れた方が良いということでしょうか。オーソドックスに「洗脳」も解消役に挙がりますが、実際にどこまで事故り、事故った時に「洗脳」を引けるか分かりませんから、これは個人の感触によります。
厳密には生贄召喚とは異なるのですが「古のルール(自分の手札からレベル5以上の通常モンスター1体を特殊召喚する)」を使う方法ならカードの消費も少なく、比較的安心です。通常モンスターを増やして採用してしまってもいいかも。
流石に「死皇帝の陵墓」はライフを酷使するデッキゆえ併用は無茶かと。
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≪!≫ウイルスカードについて 〜ハッタリも実力なり〜
――相手はウィルスを積んだデッキらしい。
――攻撃力がそれぞれ2500・2000・1000のモンスターを維持しており、
――フィールドには罠カードらしき3枚の伏せがある……。
もうウィルスカードにしか見えない。
クリッターと死デッキのパターンが一番分かりやすいでしょうか。あるいは激流葬だったりするんですが、「こっちは何をされても迎撃できるぜ」な雰囲気を隠しもしないケースってありますよね。
それを逆手にとって「ウィルスかも。いや、ブラフかも。とにかく攻めるべきか」と思わせる扇動効果もウィルスデッキにとっては大きいと思うんです。
相手がブラフの可能性に掛けて無謀な手段に出てくれればしめたもの。否、対策を講じていなければ普通は待っている方が後々ウィルスを引き当てられる確立が高いと考えるものです。だから素材を直接破壊するか、もし手遅れでも暴発させて被害を抑えようとする(ドローを早く切り上げる必要があるため)。
ウィルスの真骨頂は“対象回避でさらに得取れ”ですから、そうして「地砕き」「大嵐」等から回避してアド拡大に成功すればラッキーですね。
相手が焦っていない場合には相手の伏せに対策が含まれている可能性大です。「神の宣告」「我が身を盾に」「王宮のお触れ」での無効策、手札の「ネフティス」「光と闇の竜」といった蘇生策が。
「神の宣告」を使っているデッキは、そういった大量破壊系を危惧するがゆえに投入しているのです。もし使い続けているのなら、おそらく何度も宣告でのカウンターに成功してきた輩なのでしょう。
敵が落ち着きすぎている―――それが単なる諦めなのか、鋭い返しを隠している証拠なのか。
適当にウィルスを打てば勝てるとは限らない。
それを見極めるのもこれからのウィルス使いの素養かと存じます。
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≪!≫ウイルスカードに関して 〜死デッキの考察〜
死のデッキ破壊ウイルス (通常罠)
攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体を生け贄に捧げる。相手のフィールドモンスターと手札、発動後3ターン内にドローしたカードを全て確認し、攻撃力1500以上の相手モンスターを破壊する。 |
「死のデッキ破壊ウイルス」―――このカードの存在は偉大でした。
曰く、“アタッカー狩り”。
曰く、“情報の糸口”。
曰く、“闇属性の選択基準”。
「死のデッキ破壊ウイルス」の影響力は単なる除去カードの器に収まりません。
フィールド・手札、さらにはドローカードから脅威となる上級下級の攻撃力を根こそぎ殺ぎ落とし、仮令空振ろうともほぼ全ての現状戦力を晒させ戦局を左右する情報源になる。
ゆえにその威力を恐れる者は網をかいくぐるべく構成を凝らし、その威力に憧れる者は是が非でも投入に拘った。
相手が天使族だったら安心しませんか?おそらく死デッキは入っていないだろうと。
逆に自分が天使族を使おうという時に死デッキの除去力が欲しくなりませんか?
使われようが使われまいが、このカードが遊戯王に存在することを知っていれば、どうしても意識せざるを得ません。もちろん、古今東西引き勝負がため“運が悪かった”と潔く割り切り、先手必勝・構えなしに戦いに臨むのも勇気だと思います。
とにかくこのカードは強かった。
ほぼ確実に2:2以上で得をするカードなんて滅多にあるものではありません。制限カードに加えられてからも未だ愛用者は絶えませんし、「死のデッキ破壊ウィルス」が危険視されるのはその生贄条件の容易さと汎用性にもありました。
例えばです。
皆さんは“魔デッキを使われる可能性”を気にしますか?
答えはそこにあるのだと思います。
「死霊」「見習い」「ミーネ」「クリッター」etc...そして「キラートマト」というリクルーターの存在。“攻撃力1000以下の闇属性モンスター”を揃えるのは簡単で、しかも素材は“弱くない”。
というのも、死デッキで敵の攻め手を落とすのですから、素材に求められたのは攻守ではなく、強力で扱いやすい効果を持っていることです。
もしこれが通常モンスターだったなら結果は“器用貧乏”で済んだでしょう。
死デッキの素材はデッキを腐らせなかったんです。
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≪!≫ウイルスカードに関して 〜魔デッキの考察〜
魔のデッキ破壊ウイルス (通常罠)
自分フィールド上の攻撃力2000以上の闇属性モンスター1体を生け贄に捧げる。相手のフィールド上モンスターと手札、発動後(相手ターンで数えて)3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、攻撃力1500以下のモンスターを破壊する。 |
やがて死デッキの対となるカードが登場。
「魔のデッキ破壊ウィルス」は死デッキとは条件も影響力も異なりました。
破壊のボーダーラインは“1500以下”であり、生贄は“攻撃力2000以上の闇属性”です。見た目は逆さまになっただけのようですが、もたらすものは攻撃的ではあるものの短絡的とも言えるかもしれません。
攻撃力1500以下となると大概は下級ブロッカーを含む守備・補助的な効果モンスターですね。確かにこれらを駆逐できれば相手のデッキの柔軟性は大きく落ちることでしょう。
しかし「魔デッキ」はアタッカーを破壊することは出来ません。そもそも発動のために自分はアタッカーを1枚失っています。
これとよく似た状況がありましたよね?
向こうには攻め手が残り、
こちらには守り手しかいない。
まるで―――「死のデッキ破壊ウィルス」を受けてしまったかのよう。
情報を失うのは相手ですし、最終的な損得も異なりますが、公式的には魔デッキを打つと死デッキを受けるに酷似したリスクが発生する。
「魔デッキ」は“攻め手と守り手の交換”の点において正に対為すカードなのだと思います。
が、いかに破壊の両雄といえど差はあって当然。遊戯王の勝敗は普通ライフを0にすることで決まる。ゆえに「死デッキ」は勝つためのカードですが、「魔デッキ」は勝ち易くするためのカードに過ぎません。
そして魔デッキの素材は頑固で融通の利かないものがほとんど。事故りやすいのです。
最悪の事態を覚悟して大量破壊を盛り込む………スタンダードには受け入れ難い話ですよね^^;
だから普通は死デッキしか入れない。
【!】魔デッキを使いやすくするために
気軽な死デッキに比べれば魔デッキの扱いは非常に難しい。
そのリスクを極力小さくするために“発動簡化”と“反動対策”が設計段階から必須となります。
≪1≫媒介を多めに投入する
相手アタッカーを通す虞があるのなら、より多くのアタッカーで潰せるようにすればいい。
具体的には枚数を多めに入れる。これは発動を容易にするために少なくない枚数を入れなければなりませんから、一石二鳥な方法です。
相手を潰すためにはこちらがポンポンと展開できることが前提……つまり「ジャイアントオーク」や「ゾンバイア」といった下級2000オーバーのモンスターですね。
とりあえずでも場に出せるので最も“事故っても死なない”方法ですが、やはり比例して事故率も上がります。
≪2≫殴られて損をしない下級、魔法・罠でフォローする
「ニュードリュア」「収縮」や「炸裂装甲」など。1・1交換を狙うか、戦闘に一手を加えるわけですね。これらは攻め込まれないための対策であり、“攻撃力”として攻め手に転じるのは難しいので、あくまでリスク回避のための手段です。
ウィルスカードで比重が偏っている分、罠スロットを追加しにくいのが悩みの種。
≪3≫フィールド魔法や強化系のモンスターの利用
生贄の枠を広げるために「ダークゾーン」や「突進」「鎖付き爆弾」等で底上げすれば大抵のアタッカーは魔デッキコスト圏内に入ります。
しかし闇属性は光・地にならんで一般的。事故ってしまうと強化された相手だけが押し寄せてくる事態に……。
死魔両方の生贄になれる攻撃力倍化能力を持った「疫病狼」も良いですね。この場合、上級の存在意義が薄れてくるので3積みにして特化した方が後味がいいかもしれません。
≪4≫特殊召喚や妥協召喚で出せるモンスターの採用
今回の「ブラックマジシャン」みたく、軽くすることが可能である上級を使うケース。一部は「闇デッキ」と媒介流用が可能。
●ライフを犠牲にトークンも生んでくれる「冥府の使者ゴーズ」
●その後のウィルスコストにも都合を付けてくれる「ダッシュガイ」
●「マジシャンズ・サークル」で呼べる「魔法の操り人形」
●手札で腐るよりは断然マシな「ガンナードラゴン」
●サポートも多くハンデス対策にもなる「闇よりの絶望」 etc.
≪5≫「悪夢再び」の採用
守備力0の闇属性モンスターが多いなら、このサルベージカードで回収してみましょう。
手札が1枚増えるアドバンテージカードなので「魔デッキ」の結果がいまいちだった場合でもロスした分を補充できます。素材の動かしづらさは何も変わりませんが、「死デッキ」された場合にも役立つはず。
魔デッキが一部のメタになるのは真実です。ガジェットやリクルーター多用のデッキや、死デッキを回避するために低攻撃力層を集中させたデッキというものが、魔デッキのいい獲物になるわけですから。
死デッキから逃げた獲物、恐れた相手を屠る。
これぞ「魔デッキ」の真髄なのではないでしょうか?
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≪!≫ウイルスカードに関して 〜闇デッキの考察〜
ついにここまで来た。
「闇のデッキ破壊ウィルス」―――“魔法・罠を滅ぼすカード”の登場です!
生贄はなんと攻撃力2500。アタッカーどころか切り札レベルです。魔法か罠かを選べるのは有難いのですが、魔デッキ以上に構築には慎重を期さねばなりません。
「ブラックマジシャン」を主な生贄に添える場合、攻撃力2500というと当然「魔デッキ」の生贄にもなれてしまう値なのでありますが、それがため、魔デッキも入れたくなってしまうのは仕方のないこと。むしろ入れなければ損かもしれませんし、無理に入れることで事故率が高まってしまうかもしれません。
さて、闇デッキと死・魔デッキの違いとは何でしょうか?
単純に生贄で考えれば『死 | 魔・闇』と区切ってしまえるのですが、闇デッキは魔デッキのように守り手を崩滅させる力は持っていません。よってそのまま同域に捉えるのは危険なのです。
■死デッキ ……守り手を犠牲に⇒攻め手を除去 <⇔魔>
■魔デッキ ……攻め手を犠牲に⇒守り手を除去 <⇔死>
■闇デッキ ……攻め手を犠牲に⇒魔法・罠を除去 <独立> |
並べるとこのようになります。
「闇のデッキ破壊ウィルス」だけは独立しているんですよね。対になるウィルスがありません。
魔法・罠を失ってもデュエルには負けません。「闇デッキ」がもたらすのは魔デッキ以上の“戦いやすくなる”という恩恵のみ。両者が決着に戦闘を必要とする場合、それ単体ではライフに関与せず、モンスターには何の苦痛もないため勝敗の直接要因にはならないのです。
それでも「闇デッキ」を打てば威嚇以上の戦果を得られるでしょう。
魔法カードは大半のデッキに10枚前後入っています。“罠カードを積むのは危険”+“除去されるという前提がない”=『比重を置くべき』だとされていますからね。相手の構成が特定できずとも、死・魔より確実に獲物を仕留めることが出来るはずです。
もちろん「大嵐」さながら、罠カードを狙った方が刺さる敵手もいます。罠ハン・ロック・パーミッションなど。バーンには序盤に感染させる必要がありそうですが……。
>>最大の相違点
おそらく発動タイミングだと思われます。
発動は失敗できません。切り札レベルを切って捨ててしまおうというのです。素材を用意する際にもしアドバンテージを削ったなら、あわよくば対象回避で発動したくなるのが人情です。
しかし!
闇デッキの効果は破壊であって無効ではないので、「強奪」や「破壊輪」なら対象回避で間に合うのですが、「大嵐」「死デッキ」など発動されてからでは遅すぎるカードが魔法・罠カードには多様に存在しています。
用意が出来たら即砲撃せよ、とは言いません。ただ、闇デッキだけは“怪しい気配”がしたら英断すべきウィルスなのではないか、と。結果的に手札情報も得られますし、モンスターだけだったら暫くは邪魔されないということですし。
無論、相手アタッカーどころかブロッカーも健在であるという不可避の激重リスクは付きまとってくるのですが……。
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[入れ替えカード]:お好み調整
補足:デッキ枚数はもう少し削れると思う。42枚、あるいは44枚でも全然感触は違ってくる。
○墓守の偵察者 ⇒ 王立魔法図書館 [前者はリバ壁兼生贄,後者は壁兼ドロー]
○イナゴの軍勢 [闇ウィルス以外では不足する魔法・罠除去。速攻魔法との相性も良い]
○可変機獣ガンナードラゴン [より魔・闇デッキを発動しやすく]
○ライトニング・ボルテックス [事故回避に。ウィルスで足りるようであれば不要]
○収縮 ⇒ 突進 [熟練黒を魔・闇デッキ媒介に]
○成金ゴブリン,トゥーンの目次,トゥーンゴブリン [魔力カウンター用]
○漆黒のパワーストーン [魔力カウンター用]
○賢者ケイローン [豊富な魔法カードを生かして]
☆派生『バニラウィルス』
>>通常モンスターのサポートカードをフル活用したウィルスデッキ。通常モンスターに特化するより蘇生カード目的だろうか。特殊召喚しやすい闇属性攻撃力2500以上の上級バニラを選ぶべし。とりあえずブラマジで。
根本から方向性を変えて高等儀式バニラという手もある。
●正統なる血統*3
+蘇りし魂0〜3
+ヂュミナイ・エルフ*3
+古のルール1〜3 etc.
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