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ブロバ侍・弐の太刀 [-マーシャルギャンブラー-] |
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――ほざけ有象無象!
我が斬鉄剣に切れぬ物など一遍も無し! |
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↓私の一軍デッキであるブロバ侍、その新制限対応版のご紹介です。変わらず危険要素も大きい「一撃必殺侍」と「ブローバック・ドラゴン」ですが、その実対応幅は非常に広く、切り込むに適したデッキなのです。
( )は前制限からの比較。
ステータス:
攻撃力 ☆☆☆
守備力 ☆☆☆
除去力 ☆☆☆☆
回転力 ☆☆☆☆☆
汎用性 ☆☆☆☆☆
運要素 ☆☆☆☆☆
勝てる⇒スタン・ハンデス・リクルカオス・ロック・バーン
負ける⇒ガジェ・帝・暗黒界
キーカード:
◆一撃必殺侍
◆ブローバック・ドラゴン
◆収縮
◆王宮のお触れ
◆首領 ザルーグ
◆賢者ケイローン
参考戦績:
埠頭にて10連 勝率8/10 |
デッキレシピ04/『ブロバ侍・弐の太刀』
[上級4枚] |
[魔法19枚] |
[罠4枚] |
ブローバック・ドラゴン*2
サイバー・ドラゴン*2 |
サイクロン
スケープ・ゴート
遺言状
押収
強制転移
強奪
月の書
光の護封剣
収縮*3
早すぎた埋葬
増援*2
大嵐
地砕き
天使の施し
抹殺の使徒
貪欲な壺 |
リビングデッドの呼び声
王宮のお触れ*2
激流葬 |
[下級13枚] |
賢者ケイローン
D.D.アサイラント
異次元の女戦士
魔導戦士ブレイカー
クリッター
ドラゴンフライ*3
一撃必殺侍*3
ならず者傭兵部隊
首領・ザルーグ |
≪!≫『斬・鉄・剣』――その“可能性”は強さとなる
一撃必殺侍(☆4 風 戦士族 1200/1200) このカードが戦闘を行う場合、ダメージ計算の前にコイントスで裏表を当てる。当った場合、相手モンスターを効果によって破壊する。
このデッキのテーマカードにして、その名に恥じぬ豪快な効果を持ったモンスターです。
このカードが表側表示の状態で戦闘する度にコイントスが発生し、成功すれば何とノーコストで表示形式を問わず相手モンスター1体を破壊できるという優れもの。成功するという前提で考えればガジェットシリーズのように存在自体が+1の存在ですね。
根拠となる強さはズバリ『破壊の可能性』にあります。
効果は常に2分の1で公平、これによって“いつ成功するか分からない”という恐怖心・警戒心を(自他共に)煽る煽る!
皆さんはこのカードが場に出されたとき『出来れば攻撃したくない』と思ったことはありませんか?
攻撃が通れば+1でも、もし一撃されたら-1。しかも侍が生き残るわけですから、堂々巡りになってしまいますね。この考えは上級者になるほど顕著であり、“安定を好し”とするスタンダードスタイルにとって“断言できないこと”はできる限り回避しなければなりませんから。相手は無謀に攻撃するより除去カードを待つか、攻撃しないだけで攻撃表示を維持する、といった判断をするでしょう(私ならそうします)。
「効果で破壊されるかも」「あの伏せは収縮かもしれない」と思わせ、攻撃を躊躇させる。
これが一撃必殺侍のもう1つの得物、『凄み』です。
[基本戦術]:
こちらから攻撃する時は下記のサポートカードが欲しいところ。侍の効果は、単なる、されど奥深き二者択一の世界。自分の中で取り決めをしておくと覚悟がしやすくなるでしょう。『“勘”で決める』もよし、『表しか選ばない』もよし。
私は『“閃き”で決める』派。勘とはちょっと違うイメージです。
●収縮:効果失敗時には攻守判定を操作し、戦闘破壊に切り替える。収縮がない時には守備表示モンを狙うのがベスト(失敗してもダメージのみ)。
無理にこちらからアタッカーを攻撃しないこと。失敗すれば自爆に。
●お触れ:罠から守る。ミラフォが戻り、死デッキも増加しているので重宝します。 ドローカードがお触れで相手の場に伏せがある場合、攻め込まずに1ターン犠牲にしてお触れを張った方が得策な場合があります。読みの鋭い相手にはバレますが、手遅れのお触れは紙カードに過ぎませんから。
増援の扱いですが、手札に来てもすぐに使う必要はありません。確かに早めに発動すればデッキ圧縮になりますが、相手に手札の1枚をバラすことになるので、ここぞという時まで温存しておいた方がいいでしょう。また無理に侍を呼ばないこと。サポートカードが無い場合はアサイや異次元♀の方が確実ですし、新制限になって新規投入された「首領ザルーグ」を呼ぶこともできます(こちらは収縮が欲しいが)。
臨機応変に対処していきましょう。 |
≪!≫『ガン・キャノン・ショット』――その“可能性”は限りを知らず
ブローバック・ドラゴン(☆6 闇 機械族 2300/1200)
コイントスを3回行う。その内2回以上が表だった場合、相手フィールド上に存在するカードを1枚選択して破壊する。この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに発動する事が出来る。
そして強力な万能除去効果を秘めたブロバ。
このカードも同じく『当たるかも』恐怖心・警戒心を利用するカードです。相手は意地でも破壊しようとしてくるでしょう。
そして強奪されると一番痛いカードでもあります。
生贄を必要とするのでやや出しにくいかもしれませんが、蘇生展開や、生贄にはサイドラ、強奪などを使ってまずは優先権行使のガン・キャノン・ショットを見舞いましょう。
このモンスターなら魔法・罠も破壊することが出来るので、場に応じて対象を選びます。すでに『お触れ』が発動している場合、相手罠は現時点での脅威ではないので、相手モンスターを対象にしての射撃が最適です。
>>参考
表側表示の「魂を削る死霊」をターゲットにした場合、たとえ失敗しても“対象に選択した”扱いなので破壊されます。
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≪!≫新規投入モンスターたち
首領・ザルーグ(☆4 闇 戦士族 1400/1500)
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。 ●相手の手札をランダムに1枚選択して捨てる。
●相手のデッキの上から2枚を墓地へ送る。
賢者ケイローン (☆4 地 獣戦士族 1800/1000) 手札の魔法カードを1枚捨てる。相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊する。この効果は1ターンに1度だけ使用する事ができる。
入れた理由は利便性より第一に“アサイラントの制限化”にあります。
新制限になりアサイラントがデッキに1枚しか入れられない。このデッキにおいての安全弁、一撃必殺侍と同じくらい大事だったカードが2枚も抜けてしまったのですorz
ならば代用カードを探さなければなりませんね。
しかし残念ながらアサイラントの同役は存在しないと言っていいでしょう。異次元♀は同じく制限ですし、♂は暴発しやすく、リバモンやスケゴに弱い。ニュードリュアではアンデットに勝てません。
ほぼ100%戦闘アドを取られないモンスターは稀有なのです。
私の場合はここで増援・収縮でサポートできるハンデス要素「ザルーグ」と、ミラフォ復活によりお触れが間に合わない場合を鑑みた「ケイローン」を投入⇒両者とも収縮が欲しい⇒収縮1枚プラスで3枚に、という流れでした。収縮や押収*newをコストにケイロ効果でミラフォや強奪を破壊できれば理想的。
他にもニュードリュア*2を入れるのもありでしょう。攻撃力が下がりすぎるので被ダメージの増加、与ダメージの減少というリスクがありますが、除去力の安定さは次ぐものがあり、遺言状*newとのコンボも可能となります。この場合は収縮の3枚目は必要ないので施し・強奪などを狙う「タイムカプセル」などがオススメです。 |
≪!≫ミラフォは必要なのか?⇒お触れ黄金比について
結論から言ってミラフォは必要ありません。
ミラフォというか、相手の攻撃を破壊によって止めてしまうカード……炸裂装甲・グレイモヤ等。
これらは一撃必殺侍との相性が悪いので投入しなくてもいい、しない方がいい、という話。一撃必殺侍のコイントス判定はダメージ計算前に行われるため、その前に破壊してしまうデッキ構築では一撃必殺侍を生かせないのです。“戦わせてアドを奪う”のが目的であり、それをフォローするために収縮が投入されているのです。
また、他のデッキでも自称・お触れ黄金比≪お触れ*2、激流葬、リビング≫のバランスは崩していません(ミラフォを入れない)。ミラフォはブレイカーやメビウスで対処されやすいですし、それにお触れを入れるということは、収縮かエネコンが入ってるでしょうから、強力とはいえ同じような役割を持つカードは必要ないのです。
ここで懸念されるのはお触れが激流葬やリビングを封じてしまい、自分の首を絞めるのではないか、ということ。
実はたまにあります(ぉ
それでもお触れ3は特化デッキでなければもっと事故るのではないでしょうか(地砕きはこのデッキにはあまり入りませんし)。
そういったことで事故ってしまうよりは、強力な2枚を使える可能性を高めたほうが実戦的だと思うのです。お触れとその他は2:2ですから、激流葬・リビングを使い切ってからお触れが来たりすることも多いですし、お触れ⇒リビングのチェーンコンボにより蘇生を完全にさせる高等テクニックもできたりします。
お触れの価値観は差が出ますから思うので、いろいろ試すべしです。
お触れ*3なり上の黄金比なり、お触れ*2という組合せもありましょう。
ちなみにステータスで除去力が1つ落ちてるのはアサイ*2とブラホのoutと、ミラフォを入れないことに因るものです。
回転力が+1なのは遺言状、施しのin(壺よりはるかにブロバ侍と相性がいい)に因ります。
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[入れ替えカード]:好みで調整をどぞ。
補足:アサイの代わりが問題。
○サイバードラゴン⇒シルフィード [貪欲は抜くこと]
○ニュードリュア*2 or 異次元の戦士*2 [アサイの代わり]
○ブロバ⇒雷帝ザボルグ [侍スタン? セカンドチャンスでしかサポートできないので]
○収縮の3枚目⇒地砕き2枚目 [収縮はこのデッキでは需要がはね上がり無駄にはならないが、心配なら除去に]
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